猫の信じられない身体能力や特徴!上手に飼うための秘訣をご紹介!

猫を触ったことがある方はおわかりかと思いますが、毛もさる事ながら猫は皮膚がかなり気持ちいいですよね。

筋肉がありながら皮膚の張りが柔らかいので、とても触り心地がいいです。

ここ数年で猫ブームと言っていいほどの飼育数になったそうですね。

猫って実はものすごい身体能力をもっています。

残念ながら私はまだ自分で猫を飼った事はないのですが動物病院で経験したことをお伝えしていきたいと思います。

猫の生態を知る

犬と同様に、仔猫から飼う方は基本的にワクチン接種で動物病院を訪れますよね。

動物病院では稀にはなってきましたが目も開いていない(生後2週間以下くらい)の仔猫ちゃんから診ることがあります。

そこまで小さい仔猫だと、ノミがついていないかだとかいつ親から離れてしまってミルクを飲めるかだとかの心配になります。その時に元気に親を呼んでいるのであればまだ安心です。

また仔猫は体温調節ができないので温めて落ち着かせたり排泄を促したりして体調を見ます
一通りの行動ができれば飼われる方のお世話が大事になってきますね。

ペットショップなどで仔猫を購入されたとしたら、1ヶ月半以上は経っているでしょうから体も意志もでてきて元気に動き回っていると思います。

仔猫にとって初めての注射の時は、母猫が咬んで持ち上げる肩甲骨の間に打つのでケロッとしてることが多いんですよ。

ただ、ワクチンが2回目だったりすると1度知った感覚を思い出すのかまだまだあどけない表情でも、猫ちゃんらしい行動をするのでワクチンを打つ時の保定は大変です。

骨は細いけど力も柔軟さもあってクネクネ動くので注射を打たれた時にびっくりしたりするととんでもない力を発揮します。

体が小さいからと言っても仔猫の時の方が歯も尖ってますし爪も仕舞えないので攻撃として使えるのでこちらも警戒しないといけません。

野良猫の仔猫だったりすると、環境だったり母猫の影響も強いので人に対する警戒心が強く、小型犬のワンちゃんが嫌がって保定から逃れようとする力とは比べられない力を発揮して柔軟な動きも相まってしっかりと関節を捉えていなければ抑えが効かないです。

もちろん動物病院が苦手な子が多いので透明なエリザベスカラーをした上で全力で保定から抜け出されたことはよくありました。

私が猫ちゃん初心者だったり、まだ保定の仕方が未熟だった時は傷だらけになったものですが猫ちゃんの本能には敵いません。

猫は高い場所が好き

犬と仲のいい猫でも、遊び方が上からパンチする猫と下から見上げる犬を比べると、やはり優勢なのは猫の方ですよね。

猫がなぜ高いところが好きかと言うと、高い所に行けば外敵からも身を守れて視野をとりやすく獲物が狙えるからです。

現代の家猫は外敵と言うよりは高い所から見る行動が好ましいのでしょうね。

窓から外を見て日向ぼっこをする猫もよく見かけます。

ただ、登ったはいいけれど実は降りるのはそれ程上手ではありません。

そして外の世界に興味がある猫は窓の開け閉めをかなり注意した方がいいです。

マンションのベランダで遊ぶのが好きだったりすると、いつの間にか塀のところで寝ていたりしてそのまま落ちてしまった例は少なくありません。

過去の例の中で「10何階から落ちた」と動物病院へ電話があった時は本当に驚きました。

どれだけひどい怪我をしてしまったかと思いましたが、まさに奇跡で爪はボロボロでしたが骨折など何もしていなかったのです。

2~3階から落ちてしまった猫ちゃんは骨折して動けなくなって精神的にもかなり傷ついていたのも見たことがあったので10階以上の高さから落ちたのにその程度だったことが衝撃的でした。

何が幸をなして助かったのかと言えば高さの距離でしかありません。

猫ちゃんの身体能力を持ってして風の抵抗やバランス力が着地の衝撃を軽減して見事に助かったのだと思います。

ですがこれは飼い主さんが注意をしていれば防げる事故なので、マンションなどに住まれてる方だったり外に出すつもりがない方は充分に気をつけてあげてください

私の経験上ですがたまに外に出してあげたいと言って半野良みたいに飼われてる方もいますが大抵怪我をしています。

飼い主さんが気付きにくく、弱っていたり脚を引きずっていたりという所で怪我が判明し、また行動範囲が広いのでいつから居なくてどんなところで過ごしていて誰にやられてしまったのかが分からないのです。

野良猫の爪は鋭く整っているので刺さったり引っ掻かれていますが、猫の皮膚は再生能力が高いので早く塞がってしまうのです。
ですが、爪からの傷は感染力が強いので皮膚(皮下組織)の中で感染し膿が溜まって傷の範囲を広めてしまったりします。

膿を出し切る為に薬を飲むだけではなく、また皮膚にメスを入れなくてはいけなくなったりもします。

もちろん傷にもよりますが、血膿ほど悪化している時は膿自体が排出されれば痛みも傷の治りも早いので抗生物質だけを飲んで治すよりも切開してしまった方が目に見えて楽になります。

どんな病気でも必要なことですが、皮膚の治療には時間がかかるので根気強く見てあげて頂きたいのと飼い主さんが注意して防げるような事はぜひ気をつけて頂きたいです。

まとめ

猫ちは見ているだけでリラックス効果や自由奔放な姿から癒される方が多いですよね。

性格や年齢にもよりますが綺麗好きな猫達と暮らしていくのはそれ程苦労するイメージはないかもしれませんが、ブラッシングだったり爪のケアは一緒に暮らしていく中で欠かせないものです。

病院に連れて行くのに躊躇される方は飼い主さんがケアしてあげれるよう心がけてあげてください。

単頭飼いか多頭飼いにもよりますがお家の中で適度な運動もできると体力もあってストレスも解消されるかと思います。

本物の野良猫には適うはずもありませんので、外に出て冒険も可愛らしいしイメージ的に外に出たことがないなんて可哀想と思うかもしれませんが現代っ子の猫達もお家の中で快適に過ごせるのが1番だと思います。

どうしてもと思われる方はハーネスなどをつけて安全第一で楽しくお出かけできるといいですね!

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